ATOKの半角英字キーの設定を変えればATOKの機能をフル活用できる!
MacでATOKを使う場合、初期設定で英字キーを押した場合では推測変換や、学習機能は使用できない英字モードになります。
これを、推測変換や学習機能付きの半角英字に切り替わるように変更し、更にoption+英字で英字直接入力(推測変換、スペル修正付き)に、Shiftキー+英字キーで全角英字入力モードになるよう設定します。
この時にparallelsやVMWare等の仮想マシンでWindowsを使用している場合は、Windowsのキー設定も同様にすることで、MACと仮想マシンのWindowsでの入力環境が統一され、最高に使いやすくなります。
ことえりのライブ変換に魅力を感じている方は下記の記事をご参考下さい。
OS X El Capitanのライブ変換からATOKに戻ってしまった4つの理由 | 部長ナビのページ
OS X El Capitanのライブ変換からATOKに戻ってしまった4つの理由
実際の動作の様子
ATOKの英字キーを押した時の動作をキャプチャしたのが以下です。
かなキーのみを押した場合の変換
推測候補や学習機能、辞書機能が有効になっています。
次に、英字キーのみを押した場合の動作
推測候補、学習、辞書機能共に有効になっています。(この機能がATOKを使う真意だ!)
次に、Shiftキーと英字を押した時の動作
半角英数字の直接入力です。推測変換が有効になっていると、スペルミスの場合に推測候補が表示され、スペースで補正されます。
Control+英字キーを押した時の動作
推測変換や学習、辞書機能が有効になっています。
Shift+Control+英字キー
全角英数字の直接入力です。推測変換が有効になっていると、スペルミスの場合に推測候補が表示され、スペースで補正されます。
ATOK for Macの半角英数字の設定方法
1,ATOKメニューからキー・ローマ字カスタマイザをクリック
2,表示されたウィンドウの左上にある「キー」をクリックし、「キーを検索」をクリック
3,新たなウィンドウが立ち上がるので、「英数」キーを押し、検索をクリック
4,キー欄の英数から、文字未入力中をクリック
5,新たなウィンドウが開くので、機能操作の中から「半角英字入力(A)」を選択し、反映する状態のチェックボックスにすべてチェックを入れ、変更をかける。
6,下の画像のように、手順5と同じ要領でShift+英字キーとoption+英字には英字入力(A)を、Control+英字には全角英数固定入力(A)を、Shift+Control+英字キーに全角英数入力文字種(A)をそれぞれ割り当てます。(好みでコンビネーションキーは変えてもOK)
7,もし切り替えが上手くいかない場合は、キーボード環境設定のATOKから、必要な項目にチェックを入れてみて下さい。
ATOKはATOKPassportがオススメ
MacでATOKを使用する場合、仮想マシンのWindowsにもATOKをインストールした方が圧倒的に使いやすいです。
ATOKのパッケージ版では、学習機能の同期や設定の同期、ユーザー辞書をcloudで同期することは出来ませんが、ATOKPassportでは簡単に同期することが出来ます。
僕の場合はMac miniとWindows仮想マシン、MacBookProとWindows仮想マシン、Android端末一台で計5台分使用しています。
これらすべてにユーザー辞書や学習機能などが同期されているので、普段よく使う文章の誤変換がかなり少ないです。
パッケージ版のATOKをお持ちの方は、付属の辞書セットをATOKPassport版に引き継ぐことが出来ますので、無駄にはなりません。
更に、角川類語新辞典などを追加しておけば、この言葉の別の言い回しでいいの無いかなと思ったときに連想変換で候補を表示してくれます。これはかなり便利です。
まだATOKPassportに未加入の方、辞書不足で変換機能が悪い方は追加されることをオススメします。↓
後編 ATOKの半角英字入力をWindowsで設定するへ続く
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