一番下にWindows8から7へダウングレードする際のサポートフォームを設置しております
Windows7へのダウングレード作業中に分からないことや困ったことがあった際にサポートできるようコンタクトフォームを設置致しました。
メーカー、機種は問いませんが、メーカーがWindows7のドライバを提供している場合に限ります。
ダウングレード前には、必ずバックアップを作成してから行って下さい。
Windows8から7へダウングレードする際の前提条件(ダウングレードライツを使用する)
1,パソコン購入時にWindows8 Professionalがプリインストールされているモデルか確認する。
Windows8には無印(8の後に何も書かれていないエディション)とProfessional、Enterpriseというエディションがありますが、この中でダウングレード権が付与されているのは、パソコン出荷時にProfessionalエディションがインストールされているモデルのみです。
単品購入したDSP版やパッケージ版ではダウングレード権は付与されていませんので注意しましょう。
2,Windows7 Professionalエディションの正規インストールディスクとシリアルキーの準備、またはメーカーからWindows7のリカバリメディアを購入する。
Windows7のダウングレード先はProfessionalエディションになります。HomePremium等にはダウングレードすることは出来ません。インストールディスクはDPS版でもパッケージでも構いませんが、OEMと呼ばれる非正規品がDSP版として堂々と販売されています。このOEMライセンスキーでは認証できませんので、安売りされているWindowsには手を出さず、信頼できるAmazon配送センターからの出荷品を狙いましょう。
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また、メーカーによってはリカバリディスクを販売している場合があります。この場合はリカバリメディアを購入してWindows7にリカバリする方が手間が省けて楽です。
マイクロソフト公式ページには下記のように記載されています。
参考:
OEM によっては、Windows 7 Professional または Windows Vista Business のプロダクト キーを、必要に応じて BIOS に事前に注入しています。OEM が PC にこのような処理を行っている場合は、以下の操作のいずれか一方のみを実行する必要があります。
同じ OEM により提供されている該当するバージョンの Windows 用のリカバリ メディアを使用して、Windows 7 Professional または Windows Vista Business をインストールします。BIOS に注入されていたプロダクト キーを使用して、システムは自動的にライセンス認証されます。
該当するバージョンの Windows 用の正規インストール メディアを使用して、Windows 7 Professional または Windows Vista Business をインストールします。BIOS に注入されていたプロダクト キーを使用して、システムは自動的にライセンス認証されます。
ボリューム ライセンス キー管理サービス (KMS) を使用して、Windows 7 Professional または Windows Vista Business をライセンス認証します。KMS では、プレインストールされているプロダクト キーを確認してシステムをライセンス認証することができます。
OEM が PC の BIOS にプロダクト キーを注入していない場合は、以下の手順を実行します。
正規の Windows 7 Professional または Windows Vista Business のインストール メディアと、それに対応するプロダクト キーを入手します。小売店から Windows ダウングレードの完全製品パッケージを購入することが必要になる場合があります。
PC にダウングレード バージョンの Windows のメディアを挿入し、インストールの指示に従います。
プロダクト キーの入力を求められたら、プロダクト キーを入力します。ソフトウェアが以前にライセンス認証されている場合は、そのソフトウェアをオンラインでライセンス認証することはできません。この場合は、お住まいの地域のライセンス認証の電話番号が表示されます。この番号に電話をかけて、状況を説明します。適格な Windows ライセンスを所有していることが確認されれば、ライセンス認証の担当者は、ソフトウェアをライセンス認証するための 1 回限りのライセンス認証コードを通知します。この場合、マイクロソフトは完全なプロダクト キーを通知しないことに注意してください。
つまり、リカバリメディアを使用した場合はBIOSに格納されたライセンスキーを使用するのでアクティベーション作業は必要ないが、Windows7の正規ディスクからインストールを行った場合はDSP版やパッケージ版のキーが必要となる。
Windows8の使用状態は引き継げない。ダウングレードはWindows7の新規インストールまたはリカバリになる。
ディスクをフォーマットするので万一に備えリカバリディスクを作成する。
Windowsのリカバリディスクの作成方法は下記記事を参考に作成して下さい。
メーカーのリカバリディスクが付属している場合は下記手順は不要です。
Windows 7 のイメージバックアップ機能 – k本的に無料ソフト・フリーソフト
Windows7のドライバをダウンロードし、解凍しておく。無い場合は諦める。USBフラッシュメモリは認識しない可能性アリ。
メーカーからリカバリメディアを購入してリカバリする場合は、ドライバや添付アプリケーションもすべてインストールするため、特に困ることは無いが、問題は正規ディスクを使った場合のインストール。
ドライバが全くインストールされていない状態でWindows7が起動するため、ネットに繋がらないのは当たり前、USBポートもドライバがインストールされていないのでフラッシュメモリは使用できない場合がある。その場合は事前に用意したドライバを解凍してDVDメディアに焼いてインストールを行う。
準備が整ったらインストール開始。ここからは正規ディスクを使ったダウングレード方法をメインに解説します。
BIOSをWindows7がインストールできるように変更する。
参考:
BIOSの「UEFI」モードをオフにする。詳細は割愛するが、UEFIモードは、Windows 8で高速な起動を可能にするBIOSの仕様。Windows 7は完全対応していないので従来のBIOSモードにする必要がある。
BIOSの起動時にモードを変更できるが、Windows 8.1から変更することもできる(以下の手順どおり)。
あとは、ドライブにWindows 7のインストールメディアを挿入してインストールの指示に従えばいい。途中のプロダクトキー入力では、Windows 7のプロダクトキーを入力。アクティベーションの際にはオペレーターに電話して、ダウングレード権を利用していることを話せば、電話口でライセンス認証コードを教えてもらえる。
ダウングレード権の行使を正式にサポートしているPCメーカーならば、詳しい手順がウェブなどに掲載されているので、それを参考にしていただきたい。
Windows 8.1で、チャームから「PC設定の変更」をクリック。「PC設定」画面で「保守と管理」を選択。そこから「回復」を選択して「PCの起動をカスタマイズする」→「今すぐ再起動する」をクリック。
あとは「トラブルシューティング」→「詳細のオプション」→「UEFIファームウェアの設定」をクリックして「再起動」すれば、BIOSへのアクセスが可能となる。
そこでUEFIの設定を変更してWindows 7のインストールを開始する。
引用元:ASCII.jp:今からWindows 7を使うには? Windows 8.1ダウングレード権の10の疑問 (1/3)
BIOSを変更したらWindows7のディスクを挿入してブート
インストール画面では「カスタムインストール」を選択。
Windows8がインストールされているディスクパーティションをフォーマットまたは削除する。
その際、Windows8で使用しているシステムパーティションなども含めて削除し、新規パーティションにまとめます。
Recoveryパーティションなどは間違っても消してはいけない。
パーティションを再構築し、インストールをクリックした時にエラー メッセージとして “このディスクに Windows をインストールすることはできません。選択されたディスクは GPT のパーティションの形式ではありません” と表示されたら、下記サイトを参考にMBRで再フォーマットします。
Windows セットアップ内で Shift + F10 キーを押し、コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
次のようにして、ドライブを再フォーマットします。
diskpart
list disk
select disk
clean
exit
この時点で、コマンド プロンプト ウィンドウを閉じ、Windows セットアップでのインストールを続けることができます。
Windows セットアップ: MBR または GPT パーティション スタイルを使ったインストール
Windows7がインストール完了したら、先ほど準備したドライバ類を片っ端からインストール
ドライバによってはSetup.exeから起動してインストールしただけでは完全にインストールされないものがあるので注意。
ドライバに添付されているインストールマニュアルをよく読み、デバイスマネージャーから手動でインストールが必要なドライバがないかよく読んでおこう。
優先順位は、チップセット→ネットワーク関係→USB関係→ディスプレイ関係→入力関係
ドライバが無事に適用でき、使用に問題が無いことを確認したら、次はライセンス認証です。
この場合はインターネットでのライセンスはせず、電話認証でのライセンスとなります。
下記の手順で電話認証し、オペレーターにつないで「プリインストールされたWindows8ProfessionalからWindows7Professionalにダウングレードした」旨を使えると、ライセンスキーを発行して貰えます。
このコンピューターの Windows をライセンス認証する – Windows ヘルプ
ライセンス認証が完了したら、リカバリメディアの作成
上記でも出てきましたが、もしもの時に備え、Windows7のリカバリメディアを作成して完了です。
参考:Windows 7 のイメージバックアップ機能 – k本的に無料ソフト・フリーソフト
まとめ
以上の手順がWindows8から7へダウングレードする方法になります。
正規ディスクを使用したダウングレードはディスクのフォーマットや、ややこしい設定、ドライバのインストール、ライセンス認証などかなり複雑で面倒な手順を要求されるため、オススメしません。
手っ取り早い方法はメーカーからWindows7Professionalのリカバリメディアを購入し、リカバリをかけるのが簡単です。
どちらにせよ、ユーザーデータはすべて削除され、まっさらの状態でしかインストールできないので、バックアップは必ず行ってからチャレンジしましょう。
ダウングレード権があるからといって、ダウングレードする際に誤って故障させた場合は自己責任となりますのでそれなりの覚悟をもって挑んだ方がいいです。
それでも分からない場合はお問い合わせ下さい。
お問い合わせには、メーカー名と型番を必ず記載して下さい。
どの手順で分からないのか、具体的にお書き下さい。
お問い合わせには48時間以内にお返しするように努めますが、やむを得ず遅れる場合が御座います。
お問い合わせについて、金銭を要求することは御座いません。
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