新型MacBookProの不満点
I/Oポートの不便さ
新型MacBookProのTouchbarモデルは左右にタイプCポートが2つずつ、ヘッドホンジャックの合計5ポートです。
そしてこのタイプCポートは左側2ポートのみフルスピード、右側2ポートは速度に制限がかかっています。
そうなると必然的にメインで使用するポートは左側2ポートとなります。
従来のMacBookProであれば左側にマグセーフ2の充電ポートがあったのですが、フルスピードで使用したい場合は右側2ポートのどちらかで充電するしかありません。
右側1ポートで充電しながら使用するとなると、実質3ポートのインターフェースでやりくりする必要があります。
従来の合計8ポートから比べると、これは明らかに不便になりそうです。
そして現状タイプCのUSBポートを使用するには変換アダプタやポートを増設するハブが必須となります。
これらのアクセサリーを追加で持ち歩かなければならなくなるのは、本当にスマートな事なのでしょうか?
本体の重量や厚さがスリムになったとしても、これらのアクセサリーで重量や持ち物がかさばってしまうなら、+−ゼロで意味がない気がします。
SDカードスロットの廃止で、ストレージは内蔵SSD頼みに
僕は256GBモデルのMacBookProに128GBのSDカードを補助ストレージとして使用しています。
記事執筆時点ではmicroSDカードの容量は256GBまで販売されていますが、近々512GBも発売される気配がありますね。
SDカードスロットがあれば、SSDの容量が少なくてもSDカードでカバーできたので不便だと思いませんでしたが、今回の新型MacBookProはSDカードスロットがありません。
256GBモデルでは容量不足になるのは明かで、最低でも512GBモデルが必要になるでしょう。
仮想マシンでWindowsを動かしていると使用容量はすぐに肥大化してしまうので、1TB位は欲しいですね。
しかし、SSDを大容量モデルにすると当然コストがかかります。
512GBモデルの価格は¥198,800 (税別)
1TBにするにはAppleStoreでカスタマイズするしかありません。
正直、高すぎます。
それでいて、Touchbarは今すぐ必要なデバイスか?と問われたら、「そうでもない」というのが本音で、面白そうだけど衝動買いするほど魅力的なデバイスとは言えません。
なぜなら、新型MacBookProのTouchbar操作に慣れたとしても、デスクトップのMACはKeyboardにTouchbarが無いため、結局はTouchbar無しの操作を強いられるからです。
それなら新型MacBookProはまだ買わず、デスクトップのMacでTouchBar付きのKeyboardが発売されてからでも遅くは無いと思っています。
ただ、以下のようにMacBookProをメインマシンとして使用している方はこのような問題は無いでしょう。
個人的には、こんな組み合わせのワークステーションは嫌ですね。
iMacでトリプル5kディスプレイの環境をUSBタイプCでスッキリ出来るなら魅力的ですが・・・
次のMacBookに期待すること
・Retinaディスプレイの4K、5K化(iMac5Kモデルとの連携性アップ)
・LPDDR416GB~32GB搭載
・従来のファンクションキー上部にTouchBar搭載
・左側ポートはMagSafe2、USBタイプC2つ、フルサイズUSB一つ、ヘッドホンジャック
・右側のポートはフルサイズUSB一つ、USBタイプC一つ、HDMI一つ、SDカードスロット
贅沢を言えば、2in1のように鯖折りしてデジタイザーペンが使えれば文句なしです(^_^;
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