パソコン、タブレットのオススメ診断や選び方と言えば、値段と大きさと性能が分かれば大体絞り込めるのですが、今回は更に踏み込んだプロ目線での選び方をご紹介します。
プロは何故そのパソコンをオススメするのか?その具体的な手法が分かれば、あなたがパソコン選びでカモにされずに済むでしょう。
*注 この記事には業界の裏話が含まれています。ネタバレやショックを受けたくない方は読まないでください。
パソコンの種類について
一口にパソコンと言っても、据え置き型のデスクトップ、ノートパソコン、持ち運び重視のノートパソコンとタブレットパソコンと、色々と広がってきました。 まずはパソコンの種類を理解し、自分が使いたいパソコンはどのジャンルなのか把握しましょう。
1,手書き入力重視型
2,ノートパソコン、タブレットとしても使える2in1型
3,ゲームやグラフィックスの仕事をするための性能重視型
4,壊れたら仕事が出来なくなる!を避けるための安定性重視型
5,とにかく安く!の価格重視型
6,とにかく全部欲しい!を叶えるオールインワン型・組み合わせ型
7,趣味と個性、用途を全部手に入れる自作型
*組み合わせ型とは、他の種類の型や周辺機器等を組み合わせて、複数台で理想のパソコン用途を満たす環境です。
パソコン選びは3つの質問で診断できる
上記でパソコンには色々な種類がある事が分かって頂けたと思いますが、その種類を手に入れるには予算が重要になってきます。 自分が欲しいと思っているジャンルのパソコンが、どのくらいの価格帯の商品なのか、その値段を出すことが出来るのか、まずは予算を決めます。
まず第一の質問、予算はいくらか?
パソコンは安い買い物ではありません。数万円の物から数十万円する物まで幅広く価格帯があります。 他の質問から入ってもいいのですが、どうしても欲が出てしまい、予算オーバーになる傾向があるので、ここはしっかりと予算を決めます。
予算で選べるパソコンの種類の目安
5万円以下 格安パソコン一筋
5万円から10万円 エントリーノートパソコン 2in1型 手書き型
10万円から15万円 スタンダードノートパソコン 2in1型中位モデル 手書き型中位モデル
15万から20万 2in1上位モデル 手書き型上位モデル 安定性重視型低モデル
20万から25万 安定性重視型中位モデル 高性能型モデル
30万円以上 安定性重視最上級モデル 高性能型モデル上位 オールインワン型
パソコンの種類によって、大体このくらいの金額が必要になります。安定性重視型モデルや高性能モデルが欲しいと思っても、予算が許さなければ購入することは難しいです。諦めるか、予算を増やす努力が必要でしょう。
さて、欲しいパソコンの種類と予算が合致した場合の質問ですが、ここでは例えで2in1モデル、スタンダードノートパソコンとします。
第二の質問 そのパソコンは頻繁に外に持ち出すか?
ノートパソコンでも、大きく分けて据え置きで使用する大型のノートパソコン、持ち運びに特化したモバイルノートパソコンがあります。
ノートパソコンの特徴として、大型で簡素な物ほど安く、小型で高性能になるほど高価になる傾向があります。
2in1型でも、持ち運びを重視した小型のモデルと、大型のモデルがあります。 スタンダードノートパソコンも選択肢は少ないですが一緒です。
ご自身の使いたい用途は持ち運ぶか否か、確認してみて下さい。
第三の質問 絞り込んだモデルで、どんな用途に使うか?
絞り込んだモデルの中でも、性能によってピンキリ、松竹梅とモデルが存在します。 価格を重視するのか、性能を重視するのかですが、竹モデルを選んでおけば大体は外れることは無いです。
用途によっては、グラフィックス性能が高い方がいい、電池持ちがいい方がいい、あんまりヘビーに使用しない等、色々あると思います。
用途によって、この松竹梅モデルの中で最適なモデルを選びます。
プロの目線で診断してもらう
上記の質問で欲しいパソコンの候補がいくつか挙がると思います。 その中で欲しいモデルが決まったなら購入しても良いのですが、ここから先がプロの目線の出番です。
プロの目線とは、大体以下の物です
1,そのモデルは他社と比べて最適な性能、価格帯か
2,他社と比べて、不具合や不満は多くないか?
3,そのモデルは、いつどうやって買えば一番お得に買えるのか?
4,そのモデルを要望通りに快適に使うには、どの周辺機器等が必要か?
5,型落ち、次期モデルと比べて、その商品は最適か?
6,必要なソフトは付いているか?不必要なオプションは付いていないか?
7,サポートは十分か?不平不満が多くないか?
8,お客様が最高のお買い物をするにはその他どんなことが必要か?
プロがこれらの事を考慮した場合、お客様自身が選んだパソコンとは全く違うモデルを提案する場合もあります。
又、お客様のセグメントが同様の場合、同様のモデルをずっとオススメする場合もあります。
しかし、上記の通り幅広い目線で見渡したときに、「今はこれが最善だ」という選択肢の元にプロは決断しますから、その商品はお客様にとって究極の商品である事は間違いないわけです。
プロの技量は一律では無い
とある家電屋さんのスタッフにあなたは「こういうパソコンが欲しいのですが・・・」と尋ねたとします。
そのスタッフは、アルバイトなのか、勤続10年のベテランなのか、雰囲気で察するしかありません。
つまり、家電屋さんのスタッフは全国一律でその道のエキスパートでは無いということです。
そして、家電屋さんのスタッフ=プロというのは間違いないのですが、お客様に商品を勧めるときに以下の制約があります。
1,店頭で扱っている商品でなければならない
2,ネット回線の売り込み、見直しを提案しなければならない
3,在庫処分、販売強化商品を優先的に販売する
4,接客マニュアル以上の接客をしてはならない
つまり、お客様のメリット追求よりもお店の利益追求なのです。店舗を経営していくためには利益を追求しなければなりませんので、仕方がありません。 スタッフさんに勧められたパソコンは、店舗内で最善の選択であって、あなたにとって究極の商品では無いのです。
4番目、接客マニュアル以上の接客とは何か?ですが、例えば店員独自でサポートをしてあげるとか、ポケットマネーで割引してあげる、自社よりも他社の方が安いことを知っていて、お客さんに他社で買った方がいいよと勧めるようなことは出来ないわけです。どんなに素晴らしいプロ目線があったとしても、この制約下ではそのすべてを発揮することは難しいでしょう。
あなたに最適な究極の商品を手に入れるには
プロ目線で欲しいパソコンを診断してもらうのは、家電スタッフさんだけではありません。
1,パソコンに詳しい知人、家族に相談する。
2,ネットで調べまくる
3,ネットで質問、相談する
上記の方法が出来ない、急いでいる、よく分からない方は、以下フォームからでもオススメ診断しております。 オススメ診断では、候補をいくつかピックアップさせて頂きますが、購入を強制する物では御座いません。 又、当オススメ診断から購入して頂いた方には、責任を持ってサポートさせて頂きます。(初期セットアップ・セキュリティ等)
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